鶴見医師に聞く「感染症対策と断食の効果」について

鶴見医師に聞く「感染症対策と断食の効果」について

感染症といっても、身体の中ならどこでも感染症は起こります。
例えば「ものもらい」、つまり急性結膜炎もそうだし、口の中の腫れ物もそう、ありとあらゆる箇所で感染症は起こります。何故なら、全身が細菌だらけだからです。

有名な感染症としては次。
急性気管支炎、急性肺炎、急性扁桃腺炎、急性膀胱炎、急性腎盂腎炎、急性胃炎、急性大腸炎、急性胆管炎、急性胆嚢炎、急性乳腺炎、急性外耳炎、急性中耳炎、急性湿疹、急性虫垂炎、急性挫瘡、などなど。

勿論、まだまだあります。
全身のありとあらゆるところに細菌が存在するため、どこでも「感染症」になります。

西洋医学的には、かような急性の感染症に対しての治療は「抗生物質」を使うでしょう。
しかし、考えなくてはならないことがあります。 それは、「何故、全身が細菌だらけでも簡単には急性感染症にはならないのか?」ということです。
その理由は次です。

「全身には、細菌を常に退治する[免疫力]と言う優れた自然治癒力があるからです。」

自然治癒力で特に大活躍するのが、NK細胞です。
人間はNK細胞を筆頭に、いくつもの免疫物質が存在します。それを「自然免疫」と呼んでいます。勿論、がん細胞もNK細胞が退治します。
そのため、本当は感染症にならないのが普通です。

ところが人間は、ちょっとしたことで簡単に感染症を起こします。 ほとんどが次のライフスタイルや食事をする事が原因です。

【感染症を起こすライフスタイル由来の原因】
1.タバコ
2.夜食(間食やダラダラ食いも含む)
3.過食
4.食べてすぐの睡眠
以上、悪いしきライフスタイル。

【感染症を起こす食物由来の原因】
5.動物性タンパク質の過食
6.乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)の過食と過飲
7.単純炭水化物 (砂糖を使ったお菓子や飲料、小麦粉食品)の過食と過飲
8.糖化 (焼く、炒める、揚げる、天ぷら)
9.酸化 (古くなった食物や古くなった加熱食)
10.西洋薬剤過剰摂取

やはり、西洋薬剤は飲み続けると良いことはありません。免疫力は必ず落ちます。

悪いライフスタイルや食生活をおくることで、日々免疫力は落ちていき、どこかが感染しやすくなります。 免疫が落ちると、ちょっとしたことで化膿しやすくなり、細菌繁殖の結果、急性感染症になります。

それ故、上記の悪しき習慣は普段から控えること。ものによっては完全に止めること。

悪いライフスタイル

特に、1.タバコ、2.夜食、3.過食、4.食べてすぐの睡眠、5.動物性タンパク質、6.乳脂製品、7.砂糖や小麦粉食品は完全に止めたいものです。
1から10をを長々とやりますと、NK細胞がでなくなり感染体質になります。 感染の後に発がんや慢性病になることも多くなります。

感染症になったなら、治療は次がベスト。
A.断食
B.断食後ヴィーガンを2ヶ月やる。

AとBをしっかりやりますと嘘のように完治に向かうでしょうし、新しい発がんや新しい慢性病にはなりにくくなります。 免疫力たっぷりの体質になるからです。
逆に、抗生物質を使うと治ることは治りますが、後々副作用がでたり、新しい病気がでたりしがちです。
何故なら、悪玉細菌が死ぬのは良いとしても、大切な善玉細菌も死んでしまうからです。 善玉が死んでしまうと、新しい病気はでやすくなるのです。
かようなことからも、断食の素晴らしさを認識して頂けたらと思う次第です。

鶴見式ファスティング療法


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