鶴見医師に聞く「五月病対策に最適! 鶴見式セルフマッサージ&食事のコツ」

こんにちは。新緑がまぶしい季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
新年度の緊張や環境の変化により、疲れを感じやすいこの時期。「五月病」のような心や体の不調を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな季節におすすめの"心と体を整えるセルフマッサージ"と"食生活のポイント"を、私自身が実践している方法を交えてご紹介します。
【五月病とは?】
五月病とは、環境の変化や緊張が続くことで心身に疲労が蓄積され、体調不良や精神的な不調を引き起こす状態を指します。
自宅でできる簡単なセルフマッサージや、食生活の見直しを取り入れて、しっかりと予防・改善していきましょう。
<簡単!鶴見式セルフマッサージ>
1.肩の簡単マッサージ
右手で左肩をやさしくつかみ、円を描くようにゆっくりと揉みほぐします。特に硬くなっている部分には、少し圧をかけると効果的です。左右それぞれ1分ずつ、深くリラックスした呼吸を意識しながら行いましょう。
2. 首のストレッチ&マッサージ
頭をゆっくり左右に傾けて、首筋を10秒ずつじっくり伸ばします。次に、指先で首筋を軽く押しながら、小さな円を描くようにマッサージします。毎日続けることで、首まわりの緊張がほぐれていきます。
3. 耳のマッサージで自律神経を整える
耳たぶをやさしくつまみ、軽く引っ張りながら回しましょう。耳のまわりには自律神経の働きを整えるツボが多く、短時間でも心身をリラックスさせる効果があります。
【食生活のポイント】
食事面では、ビタミンB群やミネラルを意識して摂ることが重要です。精製されていない雑穀やキヌアを白米に混ぜる、ナッツ類や新鮮な旬の野菜・果物を積極的に摂り入れるなど、日々の食事にひと工夫をしましょう。
また、腸内環境を整えるために、味噌や納豆といった発酵食品を日常的に取り入れるのもおすすめです。さらに、疲労回復をサポートする酵素が豊富な食材(生野菜やフルーツなど)を意識的に摂取するとより効果的です。
五月病を予防するには、日頃のちょっとした工夫が大切です。今回ご紹介したセルフマッサージと食生活の見直しを、ぜひ毎日の習慣に取り入れて、爽やかな季節を元気に過ごしていきましょう。