鶴見医師に聞く「春に備える腸活 & デトックス <冬の疲れを癒し、軽やかに春を迎える方法> 」

鶴見医師に聞く「春に備える腸活 & デトックス  <冬の疲れを癒し、軽やかに春を迎える方法> 」

皆さま、こんにちは。日差しが暖かくなり、春の訪れを感じる季節になりました。冬の間、寒さで体を縮こまらせ、代謝が落ちていた方も多いのではないでしょうか?
この時期、私のクリニックにも「胃腸の調子が悪い」「なんとなく体が重い」「肌がくすんでいる」といった相談が増えます。実は、春を元気に迎えるためには 「腸のコンディションを整えること」 が非常に重要なのです。腸は "第二の脳" とも呼ばれ、全身の健康を司る大切な臓器。腸内環境を改善することで、冬の間に溜まった老廃物を排出して肝機能を活性化させ、自律神経を整えることができます。今回は、「春の腸活 × デトックス」 をテーマに、私自身も実践している方法をお伝えします。
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春の腸活 ~ 腸を整えてデトックスを加速させる ~
冬の間、腸の働きが鈍くなると、体に不要な老廃物が溜まりやすくなります。春の訪れとともに、腸の動きを活発にし、スムーズな排泄を促すことが大切です。

【腸を元気にする食材】
〇 発酵食品(ぬか漬け・味噌・納豆・キムチ)
→ 善玉菌を増やし、腸内フローラを改善
〇食物繊維たっぷりの野菜(ゴボウ・レンコン・ブロッコリー・ワカメ・干した椎茸・大根・玉葱・茄子・薩摩芋)
→ 腸の掃除&デトックス促進
〇 春野菜(菜の花・タラの芽・ウド・ふきのとう)
→ 肝の働きを助け、体の浄化をサポート
〇オリゴ糖を含む食品(バナナ・玉ねぎ・ごぼう)
→ 善玉菌のエサになり腸内環境を整えるこれらの食材を意識的に摂ることで、腸の働きが活発になり、デトックス効果が高まります。

【腸の負担になるものは控えめに】
動物性脂肪(肉類・乳製品)
→ 腸内で悪玉菌を増やし、腸の動きを鈍くする
白砂糖(精製された甘味料)
→ 悪玉菌を減らし、腸内環境を悪化させる
アルコール
→ 肝臓の負担が増え、腸の機能も低下

【ポイント】夜遅くの食事を控え、消化の良いものを心がけること!

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春のデトックス ~ 冬に溜まった老廃物を排出!~
春はデトックスに最適な時期。特に「肝臓 × 腸のコンビネーション」 を意識すると、効率的に毒素を排出できます。

【肝臓を整える食材】
〇 レモンやグレープフルーツ
→ 肝機能を活性化
〇 クエン酸を含む梅干し
→ 胃腸を刺激し、消化を助ける
〇 ターメリック(ウコン)
→ 肝臓の解毒をサポート

私自身も、朝起きたらレモンを絞った白湯を飲み、腸と肝臓を目覚めさせる習慣を続けています。また、春は軽い運動を取り入れることで、体の巡りが良くなり、老廃物の排出を加速することができます。私は朝のストレッチ+15分のウォーキングを日課にしています。

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春バテを防ぐ! 自律神経を整えるポイント
「春になるとだるさを感じる」「眠気が取れない」といった春バテも、腸と自律神経が深く関係しています。

【春バテを防ぐための習慣】
朝日を浴びる → 体内時計をリセットし、セロトニンを活性化
こまめに水分補給 → 毒素の排出を促し、血液をサラサラに
寝る前のリラックスタイム → 副交感神経を優位にし、質の良い睡眠へ

【ポイント】腸活+自律神経ケアで、春の体調不良を防ぎましょう!

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<鶴見式・春の腸活養生茶>
私が毎朝飲んでいる、腸と肝臓を整える「春の養生茶」をご紹介します。

レシピ:よもぎ(またはハトムギ茶)・レモンの輪切り・生姜スライス
これらをお湯に入れて5分蒸らせば、デトックス効果抜群の腸活茶が完成!
肝の機能を高め、体の巡りを良くしてくれます。

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<まとめ>
腸活で腸内環境を整え、冬の疲れをリセット
春のデトックスで肝臓をケアし、老廃物を排出
腸と自律神経を整え、春バテを防ぐ

春は新しいエネルギーを生み出す大切な季節。腸を整え、不要なものを排出し、軽やかに春を迎えましょう!皆さんもぜひ、「腸活 × デトックス」 を意識した春の養生法を取り入れてみてください。

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