鶴見医師に聞く「日光浴の効果」について

鶴見医師に聞く「日光浴の効果」について

コロナウイルスの影響で外出を控え、日光を浴びる機会が減ってきていると思います。
そこで今回は、鶴見医師に日光を浴びることの大切さをお聞きしました。

日光浴の効果

日光を浴びるとビタミンD3、カルシウム吸収、一酸化窒素(NO)、セロトニン、メラトニン、カリウム40(K40)の活性、免疫向上、体温上昇と良いことずくめです。
日光が、紫外線の害で体に悪いなどといっている国民は、もはや日本以外ないらしいです。

昔、タバコを吸い、生野菜を食べず、肉しか食べない人が日光に当たった結果、皮膚ガンになったことがあった為、日光が悪いように言われましたが、とんでもない。
タバコを吸わず、生野菜やフルーツを食べれば日光は1日に何時間浴びてもプラスにしかならないことは、今や世界的に証明済みです。

NOは血管を拡張

日光を浴びると、皮膚のコレステロールが代謝され、ビタミンD3になることがわかっています。このビタミンD3は干し椎茸の2倍もビタミンDが摂れる優れもの。ビタミンDが体に入るとカルシウムの吸収を促したり、免疫が活性化したり、良いことずくめで、一酸化窒素(NO)の活性も起こります。
NOは血管を拡張し、微小循環を良くする力となる為、健康には欠かせません。1998年のノーベル賞受賞はこのNOでした。

セロトニン活性はアセチルコリンなどの脳内化学伝達物質の活性になり、精神や情緒の安定につながります。また、メラトニンは夜に活性化し、深く良い睡眠につながります。

K40は日光で働くのですが、体の細胞内に0.012%だけ存在します。
これが活性化すると、ミトコンドリア系のエネルギーが働き、実にエネルギッシュな状態になります。

とにかく1日最低30分は直に日光に当たりたいもの。
紫外線は、UVカットガラス越しや日焼け止めでは入りませんが、たとえ曇りや雨の日でもやって来て体に入ります。

日光浴は人間には大変よいものです。
いまや欧米の人々は"毎日日光浴をしよう"に必死だそうです。
どうか日本人もせめて30分以上は日光に当たって欲しいものです。