鶴見医師に聞く「良い水の条件」について

鶴見医師に聞く「良い水の条件」について

我々は、水無しでは生きられません。

人間の体の70%は水分です。
人間は、酸素がないと5分以内に窒息死しますし、水がないと6日以内に死にます。 食物が無くても水があれば60日は生きられます。
水は、人間にとっては、命をつなぐために絶対に必要な物なのです。

我々はどこからその水を得ているのでしょうか?

勿論、水道から出る水を使って料理したり、飲んだりしているでしょう。
しかし、その水道から出る水は、全面的に推薦は出来ません。 何故なら、塩素消毒した結果、トリハロメタンという物質が発生しているからです。
1970年代にアメリカのミシシッピ河が流れる都市のいくつかで、がんが増えたと報告されました。 原因を調べたら、なんと、水道水に入っているトリハロメタンのせいではないか?と推測されました。 トリハロメタンの発がん性を調べたら、やはり、間違いなくある、という結論がでました。

そこで各家庭は、水道水を直接飲まず、何らかの濾過浄水装置を蛇口や水道の根元に着け、濾過する必要があるということになりました。
そこで売られたのが家庭用の『浄水器』や、『浄水活水器』と言われる水を濾過し良くする装置です。

良い水の条件

日本では1980年になり、色々なタイプの水道濾過装置が次から次へと出てきました。
やれアルカリイオン水、還元水、逆浸透膜水、パイウォーターシステム、単なる濾過装置、その他様々なタイプの浄水器が世の中に出現してきました。 かような浄水器は、「水道に取り付ける必要はあるか?」ですが、やはり私はあると思います。

良い水の条件
1. 無色透明であり混濁がないこと。
2. 大腸菌、その他菌やウイルスが検出されないこと。
3. 全く匂いが無いこと。
4. 味がないこと。
5. 塩素とトリハロメタンが検出されないこと。
6. pHが中性か弱アルカリ性であり、強アルカリ性や強酸性でないこと。
7. 微量ミネラルは存在すること。
8. 溶存酸素が多いこと。
9.クラスターが小さいこと。

こういった条件を満たすなら極めて素晴らしい水と言えます。
人の全くいない高山に流れる水はかような水なのです。
浄水器となるとここまでの条件を満たすのは中々難しいかも知れません。

せめて上記条件の1から6項目は満たして欲しいと思います。
出来るなら、項目全てを満たすならその浄水活水器はかなりの優れ物でしょう。

浄水器ないし浄水活水器を購入し水道に取りつけることは必要なことです。
ただし、かような条件をしっかり見極めてから購入されたほうが良いと思います。

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