鶴見医師に聞く「ヒートショック現象」について

鶴見医師に聞く「ヒートショック現象」について

2018年秋に、シャンソン界の大御所シャルル・アズナブールさんが突然死去した。日本でシャンソン講演を終えてフランスに帰り10日目、突然風呂場で急死したのだった。
歳が歳だけに(アズナブールさんは94歳と言う高齢だった)そう言うこともあるかも知れないが、誰もが熱い湯船にいきなり浸かるとかような突然死は来る可能性はあると言えるのだ。
アズナブールさんは、熱い湯船に飛び込んで急死した。死因は心臓麻痺。

かような死に方を「ヒートショック現象」と言う。
勿論、アズナブールさんだけの話ではない。 日本でもかような突然死は案外ある。 寒い冬、夜遅く帰宅した後お風呂に飛び込んだ瞬間に起こるようだ。

あまり熱くなくても体が冷えてる場合、すぐに湯船へ入ると、かような急死が起こる可能性がある。 要は、体の体温が冷えきっていると、急激な高温に体は対応出来ないのだ。特に心臓は、一気にパニック化し、一気に麻痺状態になり急死にまで至る。

恐い現象だ。

これをなくすには、何より、お風呂に入った時、少しづつ暖めて体温を上げてから入浴をすることだ。 対策としては、風呂に入ったら、まずぬるいシャワーをたっぷり浴びてから入浴をすると良い。

あるいは、ややぬるい風呂に、ゆっくりと入ることだ。 とにかく、寒い冬のいきなりの入浴だけは避けた方が無難だ。