鶴見医師に聞く「身体からのSOSの見分け方と対処法」について

鶴見医師に聞く「身体からのSOSの見分け方と対処法」について

当然ですが、さまざまな症状が一応SOSとは言えますが、しかし、症状と言ってもピンから切りがあります。 SOSと言うからには、やはり最悪のサインになります。

では、最悪のサインとは、なんでしょうか?
頭痛でしょうか? 吐きけでしょうか? 下痢でしょうか? 胃痛でしょうか? 腰痛でしょうか? 咳でしょうか? 鼻水でしょうか? 首痛でしょうか? 眩暈でしょうか? 便秘でしょうか? 多汗でしょうか???
全て場合によっては最悪のサインかも知れません。でも、案外一時的な軽い症状かも知れません。 勿論、この症状が難病のサインの前兆のことも多いにあります。
軽いかも知れないが、重いかも知れない、とにかくこのような症状は嫌なものです。

これらの症状は、西洋医療では対処的に治療するため、「対症療法」と言います。

例えば頭痛。
CT検査で、脳に異常無ければ、緊張性頭痛とか、片頭痛とか言う病名つけられ、頭痛薬を投与するのが西洋医療。

頭痛薬

その頭痛薬は、一時は効いても、数日後また頭痛したらまた頭痛薬。 これを何年も繰り返すことは多いでしょう。 私のクリニックに10年も頭痛がしては頭痛薬を飲み続けた人がきました(20歳男性)。
10歳の時から、頭痛したら頭痛薬の繰り返し。埒が開かず、私のクリニックに飛び込んだのです。この人は何年か前に脳のCT検査を受けてましたがCTでは異常ありませんでした。

私は、腸が悪いに違いないと判断。食事の悪いものは一切中止させ、植物性オンリーの食物繊維のたっぷりある物に切り替えました。 つまり、腸の腐敗→アンモニア出現→頭痛と読んだからです。

食事を変えた成果は露骨に出ました。
臭くない大便が大量に出始めました。 そしたら、10年も続いた嫌な頭痛は全く起きなくなりました。これが本当の治療ではないでしょうか?
頭痛=頭痛薬の西洋医療的やり方を「アロパシー」と呼びます。 一方、原因を解決し、腸の腐敗をただすやり方を「ナチュロパシー」と言います。

私の医療は、ナチュロパシーのやり方なのです。どんな症状でも、必ず、原因があります。
しかし、原因解決せず、症状に応じてクスリを投与するのがアロパシーの西洋医療的やり方です。

私は、SOSのサインは、どのような症状でも、アロパシー的医療をやってたら、いつか本物の難病やがん・糖尿病・脳卒中・心臓病になると思います。
問題は、「いかに未然に防ぐか?」にかかってるのではないでしょうか? つまり、「いかに、ナチュロパシー的やり方で、根本から完治させるか?」ではないか、と思います。

もうひとつ例を出します。

ある50歳女性は、長年便秘に悩まされており、常に便秘薬で対処してました。
ところがある時、腹痛が酷く病院受診。腸閉塞でしたが、原因は大腸がんでした。緊急手術。

便秘

その時、早くも転移が見つかりました。それから私のクリニック受診。 原因から治し、腸の具合いは驚くほど良くなりました。そのお陰で、転移があるにも関わらず7年も生きました。最後は、肝臓転移が酷くなり、亡くなりました (大腸がんの全身転移は普通は一年くらいしか持たない)。 7年生きたのは、脅威的と思います。

この人は、便秘=便秘薬に頼り、根本の食物繊維がたっぷりある食事を忘れていたからこそ、大腸がんになったのです。 便秘=便秘薬と言うアロパシー医療では、いつか破綻が来るのです。

もし、「体からのSOSの対処法はなにか?」と聞かれたら、私なら、「全ての症状に対してナチュロパシーで対処すること」と言いたい。

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